翻訳と辞書
Words near each other
・ しうまい娘
・ しぇいけんBABY!
・ しぇいけんBABY! -Shakespeare Syndrome-
・ しぇいけんBABY! Shakespeare Syndrome
・ しぇからしか!
・ しお
・ しおい
・ しおかぜ
・ しおかぜ (列車)
・ しおかぜ (宇高連絡船)
しおかぜ (放送)
・ しおかぜウサギ
・ しおかぜリレー
・ しおかぜ公園
・ しおかぜ香苑
・ しおがまさいがいエフエム
・ しおこんぶ
・ しおさい
・ しおさい (列車)
・ しおさいの詩


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

しおかぜ (放送) : ミニ英和和英辞書
しおかぜ (放送)[ほうそう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

放送 : [ほうそう]
 1.broadcast 2. broadcasting 

しおかぜ (放送) : ウィキペディア日本語版
しおかぜ (放送)[ほうそう]

しおかぜShiokaze または Radio Sea-Breeze)は、日本民間団体である特定失踪者問題調査会が、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)向けに行っている短波放送である。
==概要==

2005年(平成17年)10月、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致被害者への呼び掛けを目的として、ラジオ放送が開始された。当初は、特定失踪者問題調査会(調査会)で製作したラジオ番組コンテンツを、インターネットを利用して、委託先のイギリスの放送配信会社「VTコミュニケーションズ」に送り、イギリスから第三国(モンゴル国など)の短波送信施設を経由して放送する方法を採っていた。放送費用については、月額60万円程度と発表している〔しおかぜだより (戦略情報研究所株式会社)2007.3.22を参照〕。
2007年(平成19年)3月、日本放送協会(NHK)が国際放送NHKワールド・ラジオ日本)用に使用しているKDDI八俣送信所茨城県古河市)の空中線電力100kWの設備を、NHKの使用時間外に『しおかぜ』が利用することでNHKと調査会が合意し、日本国内からの送信が可能になり〔 NHK、「しおかぜ」に国際短波放送用の施設使用認める アサヒコム2007年3月13日付〕、10月までにすべてが八俣送信所からの送信に切り替わった。
しおかぜの電波法令上の無線局の種別は地上基幹放送局ではなく広報業務用の特別業務の局であり、実施するのも地上基幹放送ではなく同報通信〔電波法施行規則第2条第1項第20号 「同報通信方式」とは、特定の二以上の受信設備に対し、同時に同一内容の通報の送信のみを行なう通信方式をいう。(送り仮名の表記は原文ママ)〕である。放送法令上の放送でもない。
聴取する為には、短波が受信できる受信機(短波ラジオ無線機など)が必要である。日本国内でも聴取は可能だが、短波特有のスキップ現象などにより、明瞭に受信することが難しい場合もある。なお、「ラジオNIKKEI専用」ラジオでは、周波数がラジオNIKKEIに固定されている為、受信不能である。
民間人の短波受信が北朝鮮では厳重に規制されている、として効果を疑問視する声はあるが、北朝鮮がジャミングを行っていること自体が放送の有効性を示している(規制が万全であればそもそも妨害する必要は薄い。)こと、および2004年(平成16年)まで北朝鮮にいたチャールズ・ジェンキンスが「北朝鮮に居た時にVOAをよく聴いていた」と証言していることから、短波放送の有効性が期待されている。また2008年2月には武蔵村山市議天目石要一郎が、平壌市において短波ラジオ受信機を持ち込み、受信を確認している。
開局以来、北朝鮮からのジャミング対策のため、周波数の変更が頻繁に行われている。また、2013年(平成25年)11月に入っても、北朝鮮からジャミングを受け続け、八俣送信所から至近距離の受信でも、混信でしおかぜの受信が抑圧され続けている。
2015年(平成27年)3月、深夜放送の空中線電力を300kWに増力した。放送経費は月額90万円程度となる〔しおかぜだより (戦略情報研究所株式会社)2015.3.27を参照〕。
10月、空中線電力を全日300kWとした。放送経費は月額100万円程度となる〔しおかぜだより (同上)2015.10.23を参照〕。
2016年(平成28年)3月、23:05-23:35の放送を追加。1日2時間30分の放送となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「しおかぜ (放送)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.